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学際的研究拠点・中核的研究拠点

同志社大学では、文理融合や領域横断による創造的研究活動を推進し、学術研究の進展及び新しい研究分野の開拓に資することなどを目的として、研究センターを設置しています。2018年度からは、従来の研究センターを「学際的研究拠点」「中核的研究拠点」に機能別分化を図ることによって研究活動の戦略的活性化をさらに推進していきます。
各研究センターは、機能別に「学際的研究拠点」「中核的研究拠点」のいずれかの拠点として活動し、先端的教育研究拠点とあわせ、3つの拠点が研究センターの活動を展開していきます。各研究センターには、本学の多くの専任教員が研究員として加わるだけでなく、外部資金の積極的な導入を図り、特定任用研究員、特別研究員などを迎え、より高度な研究拠点の構築を目指しています。

学際的研究拠点:国内外の研究機関や企業・自治体等との持続的な連携活動や共同研究に取り組む研究拠点の形成を推進する研究センターで構成されます。
中核的研究拠点:国際連携、社会連携、産学連携などの連携事業拠点として研究活動の多様性を担う研究拠点の形成を推進する研究センターで構成されます。

研究センター 一覧

一神教学際研究センター(中核的研究拠点)

一神教学際研究センター(オリジナルサイト)

センター長:森山 央朗(神学部教授)
拠点:今出川キャンパス待辰館

キリスト教、イスラーム、ユダヤ教とその文明について、文明の共存と安全保障の実現を焦点とし、世界にも先例のない総合的かつ学際的な一神教研究を進めます。


技術・企業・国際競争力研究センター(学際的研究拠点)

技術・企業・国際競争力研究センター(オリジナルサイト)

センター長:田口 聡志(商学部教授)
拠点:今出川キャンパス志誠館

技術戦略、革新的経営と組織、国際競争力の総合的かつ先端的な研究を行い、日本企業、経済の国際競争力の再構築と持続的発展可能な社会、経済の実現に寄与します。


ライフリスク研究センター(学際的研究拠点)

ライフリスク研究センター(オリジナルサイト)

センター長:八木 匡(経済学部教授)
拠点:今出川キャンパス良心館

複合領域にまたがった学際的なアプローチにより、リスク社会の本質を明らかにし、リスク社会から安心ある心豊かな社会を築くための研究を進めます。


高等教育・学生研究センター(学際的研究拠点)

高等教育・学生研究センター(オリジナルサイト)

センター長:山田 礼子(社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

過去に蓄積してきた学生調査研究の基盤をさらに発展させ、学生の成長と成果に関する理論研究を充実させること、学生調査に参加する大学へのデータと分析結果の返却を通じて、各大学が自らの機関の教育改善につなげるような実践研究へと展開することを目的とする。


コリア研究センター(中核的研究拠点)

コリア研究センター(オリジナルサイト)

センター長:太田 修(グローバル・スタディーズ研究科教授)
拠点:烏丸キャンパス志高館

朝鮮半島研究に関わる研究会、国際学術会議、若手ワークショップ等の開催、共同研究プロジェクト、若手向け研究支援などの諸事業を通じて、「コリア研究次世代育成京都コンソーシアム」の拠点を形成する。そのことで、京都における朝鮮半島研究を活性化させるとともに、次世代の朝鮮半島研究者の育成をはかる。


モビリティ研究センター(中核的研究拠点)

モビリティ研究センター(オリジナルサイト)

センター長:佐藤 健哉(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス恵喜館

高齢化社会に突入する先進諸国、モータリゼーション普及に伴い交通障害や環境悪化が進む発展途上国において、近年の情報通信に関する技術革新を背景とした移動手段(モビリティ)のパラダイムシフトが求められています。たとえば、人が移動する際の効率性の観点から検討されているパーソナルモビリティにおいては、情報通信技術を基盤としてセンシング・自動制御・ロボット技術の融合が必要となります。一方で、クルマなどの従来型交通手段と将来型モビリティの補完関係の構築を考慮した社会への普及および制度の検討も不可欠となります。本研究センターは、情報システム、制御システム、社会システムが密接に協調・統合することで、将来に向けたモビリティ変革を実現するための新技術の研究開発および社会への普及検討を行います。


先端複合材料研究センター(中核的研究拠点)

先端複合材料研究センター(オリジナルサイト)

センター長:田中 達也(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス有徳館東館

本研究センターは、今後さらなる展開が期待される量産化技術の必要な中小型の航空機・自動車・ロボット用途等の分野への炭素繊維系で強化された複合材料に関する材料及びその評価・加工技術研究に特にフォーカスを絞り込み、この分野をリードする研究発信基地とすることを目的とする。


ナノ・バイオサイエンス研究センター(中核的研究拠点)

ナノ・バイオサイエンス研究センター(オリジナルサイト)

センター長:小寺 政人(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス至心館

最近のバイオサイエンスの急速な進歩とナノサイズ・メゾスコピックサイズの分子集合体を設計・合成するナノサイエンス分野の進展により、生命現象の分子レベルでの理解と、これを応用したナノ・バイオサイエンスを基盤とするスマート材料の開発が可能になってきている。本研究センターでは、化学・生物学・物理学・数学の研究者が協力し、ナノ・バイオサイエンスを基盤とする新たなナノ・バイオ材料の開発を試みる。また大学独自の視点からナノ・バイオ材料をいろいろな分野に供給する体制をつくり、その成果を世界に発信していく。


創造経済研究センター(中核的研究拠点)

創造経済研究センター(オリジナルサイト)

センター長:河島 伸子(経済学部教授)
拠点:今出川キャンパス良心館

21世紀の日本の経済競争力を戦略的に強化し、国民生活の質を向上させるためには、市場価値のあるイノベーションをもたらす創造性に関する理解を深めることが重要な意味を持つ。本研究センターでは、このような前提に立ち、創造力を源泉とする製品・サービスの開発を促進する環境、グローバル市場における市場拡大戦略に関する基礎研究を進め、政策提言に結び付けていく。具体的には、R&D戦略、人材育成、創造都市、国家ブランディングと創造産業育成策、福祉政策などの個々の研究テーマを扱うと同時にこれらを包括した研究を進め、国内外に情報発信を行って行く。


〈奄美-沖縄-琉球〉研究センター(学際的研究拠点)

〈奄美-沖縄-琉球〉研究センター(オリジナルサイト)

センター長:冨山 一郎(グローバル・スタディーズ研究科教授)
拠点:烏丸キャンパス志高館

奄美諸島を含む琉球諸島にかかわる歴史と現代的諸問題について、共同研究を 遂行するとともに、奄美、沖縄、琉球にかかわる若手研究者の育成ならびに若 手研究者による継続的な研究ネットワークの構築を目的とする。 本センターの名称には、沖縄、琉球以外に、奄美が入っている。その意味する ところは、琉球の近 現代史を検討するに際して、沖縄と奄美の関係史が極めて 重要であり、かつ奄美近現代史は沖縄近現代史並びに琉球史に還元され得ない 特異性を有するということを明示したいがためである。


超音波医科学研究センター(学際的研究拠点)

超音波医科学研究センター(オリジナルサイト)

センター長:秋山 いわき(生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本研究センターでは、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の補助を受けて、 超音波を安全に使用するための出力範囲を明らかにするとともに、診断のため の精度の高い定量検査手法を新たに確立し、事業終了後も継続的に安全基準を 示していく体制を整える。すなわち、超音波を基軸とした新しい診断・治療技 術開発の基盤を整備し、本学においてヒトにやさしい 医療技術開発の拠点形成 を行うことを目的とする。


高機能微粒子研究センター(学際的研究拠点)

センター長:白川 善幸(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス至心館

機能性微粒子創 製に関する基盤研究は,本学で先駆的に取り組まれており,当該領域の知的集積において高いポテンシャルを有して いる。京都は伝統的に粒子産業が活発な地域であり,金属粒子やセラミックスなど微粒子を素材とする世界企業も多く存在する。このような背景において地域産業の育成のため産学が連携し,JSTの地域COEが 実施された。この産学連携で見出された課題を基に,新奇の微粒子技術を創成するために科学と工学・産業の融合を 目的として戦略的研究支援事業が行われた。さらに,これらの事業で培われたプロセス設計の概念を実現するために,高性能ナノサイズ粒子を作製し,これを用いてデバイス化まで行う微粒子プロセスを開発する。


京都と茶文化研究センター(学際的研究拠点)

京都と茶文化研究センター(オリジナルサイト)

センター長:佐伯 順子(社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

伝統文化の集積地としての京都は、日本茶の栽培、生産、消費の歴史、および、茶の湯をめぐる美術、茶道の発達においても、過去、現在、未来を通じて重要な位置を占めている。また、近代以降、茶道への女性の参画を促したのは、本学ゆかりの新島八重であった。現在、荒茶の生産量としての全国シェアは多くはないものの、高級茶の産地として、また、裏千家の家元が在住する茶道の本場として、京都の地域性と日本茶をめぐる文化とは不即不離の関係にある。本研究センターは、和食とともに日本が世界に誇るべき文化としての日本茶と、京都という地域のアイデンティティとの関わりについて、産学官の連携により、学際的、総合的に研究する、京都にある大学ならではのセンターである。研究成果を出版物として世に問うのみならず、京都発信の文化イベントやシンポジウムにつなげてゆくことで、真の地域活性化と社会貢献につなげてゆくことを目的としている。


先端バイオマテリアル研究センター(学際的研究拠点)

センター長:森田 有亮(生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本研究センターは、先端バイオマテリアルの開発を通じて医学・医療・工学への貢献を目指し、国際レベルのバイオマテリアル創製・加工技術の開発および臨床応用研究を推進することを目的とします。


良心学研究センター(学際的研究拠点)

良心学研究センター(オリジナルサイト)

センター長:小原 克博(神学部教授)
拠点:今出川キャンパス待辰館

本研究センターは、現代世界における「良心」を考察し、その応用可能性・実践可能性を探求することを通じて、学際的な研究領域として「良心学」を構築し、さらにその成果を国内外に発信し、新たな学術コミュニティを形成することを目的とします。


実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター(中核的研究拠点)

実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター(オリジナルサイト)

センター長:石川 信一(心理学部教授)
拠点:京田辺キャンパス香柏館低層棟

実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター(Center for Wing of Empirically Supported Treatments ; WEST)は、日本でのより本格的な当該トリートメントの開発・普及・研究を推進するために、西日本における中心的な役割を担うことを目的としている。


フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(学際的研究拠点)

フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(オリジナルサイト)

センター長:石井 香江(グローバル地域文化学部教授)
拠点:烏丸キャンパス志高館

本研究センターは、フェミニズム・ジェンダー・セクシュアリティ研究者が集い、対外的にその研究成果を発信することで、多岐にわたるフェミニズム研究の一拠点となること、そして本学の教育理念である「自由主義」「国際主義」を実践することを目的とします。


南シナ海研究センター(学際的研究拠点)

南シナ海研究センター(オリジナルサイト)

センター長:浅野 亮(法学部教授)
拠点:今出川キャンパス光塩館

本研究センターは、南シナ海における領有権をめぐる紛争について、国際法、国際政治、地域研究の分野から多角的にアプローチすることを目的としている。


先端パワートレイン研究センター(中核的研究拠点)

センター長:松村 恵理子(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス有徳館東館

内閣府の科学技術政策プログラムである戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)および自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)から委託された研究プロジェクトを活発に推進・実施することが研究センター設置の目的である。


国際取引・国際法務研究センター(中核的研究拠点)

センター長:高杉 直(法学部教授)
拠点:今出川キャンパス光塩館

「国際取引・国際法務研究センター」は、国際取引とその法務に関する学際的・総合的研究及び研究調査支援を行い、もって同志社大学の学術研究の進展に寄与することを目的とする。
具体的には、国際取引に関する商学と法学の学際的なアプローチを行う「国際商取引学」について、その理論・学術的な研究を深めることを目標とする。センターを設置することにより、「国際商取引学」の追究に必要な条件である「学部の垣根を越えた研究体制」の構築が可能となり、比較的新しい学問分野である国際商取引学の研究拠点としての「同志社大学」を社会的にも認知させることが可能となる。


Well-being 研究センター(学際的研究拠点)

Well-being 研究センター(オリジナルサイト)

センター長:飯塚 まり(ビジネス研究科教授)
拠点:室町キャンパス寒梅館

Well-beingは、身体的、心理的、精神的、社会的に良好な状態であること、幸福感を意味する。この概念は、個人の幸せに加え、コミュニティー(学校、企業、社会等)における幸せも含み、近年、国際社会も重要視している。本センターでは、

  1. Well-beingに関する手法等を、脳科学、心理学、社会学、経営学、グローバル社会研究学等から学際的に検証。
  2. 日本(京都)独自のWell-beingに関する文化(茶道・禅等)や、それに基盤を置くような(経営者、企業などの)「在り方(being)」を多角的に検証。
  3. 上記をもとに、Well-being関連産業の育成や、企業の社会的貢献も視野に応用を試み、また、京都から国際社会に広く発信することにより、日本や世界の人々のWell-being=幸福に貢献する。

宇宙医科学研究センター(中核的研究拠点)

センター長:辻内 伸好(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス有徳東館

本センター設置の目的の1つは、これまでの微小重力環境への生体の適応に関する研究をさらに深めて、月および火星の重力環境 (1/6-Gおよび1/3-G) への適応を追求することである。宇宙実験の実施も企画しているが、必ずしも全ての研究がそれに依存するものではなく、体重免荷が可能なシミュレーションモデルを駆使して、世界的に大きな問題となっている老化、身体活動や耳石機能の低下等に起 因した歩行困難 (ロ コモーティブシンドローム) の 原因解明や防止・抑制策の解明等を目指すのももう一つの大きな目標である。


バイオマイクロフルイディクサイエンス研究センター(学際的研究拠点)

センター長:塚越 一彦(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス至心館

本センターでは、微小領域における様々な流れを探索し、その解明・制御・情報読込みを行う。これらの研究は、生命体が太古の昔から微小領域の流れを制御し、それを改良、発展させることで、進化の過程を歩んできた道筋をたどる一歩と成る。


次世代科学技術社会コミュニケーション研究センター(学際的研究拠点)

センター長:野口 範子(生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本研究センターは「科学技術・社会科学融合研究部門」と「次世代サイエンス・コミュニケーション部門」の2つの部門で構成され、社会科学からのアプローチを重視した「科学技術と社会」と科学リテラシーをもつ人材育成に関する研究を行うことを目的としている。


国際インフラシステム研究センター(学際的研究拠点)

センター長:長岡 直人(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス有徳西館

本研究センターは、本学が有する、電力・エネルギー・通信関連をはじめとするインフラシステムに関する独創的な研究をさらに高度化するとともに、各分野の学会・学術活動を通して本学の研究地位を国際的に高めることを目的としている。


文化遺産情報科学調査研究センター(中核的研究拠点)

センター長:津村 宏臣(文化情報学部准教授)
拠点:京田辺キャンパス夢告館

本研究センターの設置の目的は、様々な地域や民族に帰属する多様な文化遺産について、その記録・保存のための情報化や修復、計測技術開発を進めると同時に、人文科学者やフィールドサイエンティスト、自然科学者だけでなく、一般の多くの人々に、文化遺産情報から再構築される文化知を公開し、その社会化と共有に資する研究を推進することである。


超音波応用科学研究センター(中核的研究拠点)

超音波応用科学研究センター(オリジナルサイト)

センター長:小山 大介(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス有徳館西館

本研究センターは、超音波を基幹とした新たな学問領域の創成と拠点形成を目指し、超音波計測技術・デバイス開発と超音波の工学・医学応用に重点を置いて研究を進める。また、若手人材の育成に注力すると共に、積極的に産学連携や国際共同研究を推進し、成果の実用化に取り組む。


中小企業マネジメント研究センター(学際的研究拠点)

中小企業マネジメント研究センター(オリジナルサイト)

センター長:関 智宏(商学部教授)
拠点:今出川キャンパス至誠館

本研究センターでは、持続可能な開発目標の達成に貢献すると考える中小企業のマネジメントを科学的に分析・考察していくことを目的とする。


スポーツ医科学研究センター(中核的研究拠点)

センター長:石井 好二郎(スポーツ健康科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス磐上館

本研究センターは基礎研究の成果を総合化し、人々の生活に還元することを目的として設置する。特に「子どもの運動指針」「身体活動と睡眠」「生活習慣病予防」「介護予防」等の直近の社会的課題に対する、研究者の有機的連携の場としての役割と機能を果たす。


スポーツ傷害予防研究センター(学際的研究拠点)

センター長:北條 達也(スポーツ健康科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス磐上館

スポーツ傷害の予防は,メディカルチェックによる障害の早期発見では不十分である。スポーツ傷害を予防し減らすためには,エビデンスに基づく栄養学的サポート,トレーニング方法,物理療法やストレッチなどのコンディショニング方法など,種々の領域から総合的・包括的に予防法を検討する必要がある。本センターでは,医師,理学療法士,トレーナー,トレーニング科学研究者,健康科学研究者,栄養学研究者が横断的に協力し,新たなスポーツ傷害の予防法の提案を試み,その成果を国内外に情報発信することを目的とする。


ラテンアメリカ研究センター(中核的研究拠点)

センター長:宇佐見 耕一(グローバル地域文化学部教授)
拠点:今出川キャンパス志高館

同志社大学ラテンアメリカ研究センターを設置することは、本学を西日本におけるラテンアメリカ研究の拠点のひとつとすることである。学内外のラテンアメリカ研究者が同志社大学ラテンアメリカ研究センターを基盤として、移民、人権レジームまた政治・経済といったラテンアメリカの諸課題に関して総合的に研究し、西日本および日本におけるラテンアメリカ研究の水準向上に寄与することが本センター設立の目的である。


神経変性疾患研究センター(中核的研究拠点)

センター長:舟本 聡(生命医科学部准教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

認知症の病態解明と対策は、世界屈指の長寿国である我が国において喫緊の課題である。神経変性研究センターでは、認知症の本質を明らかにし、その早期診断法や治療法の開発および新たな解析技術の構築を目指す。本センターを国内における認知症研究ネットワークの拠点と位置づけ、最新の研究成果についての世界に向けた情報発信と次世代疾患研究者の育成を目指す。


人工知能工学研究センター(中核的研究拠点)

人工知能工学研究センター(オリジナルサイト)

センター長:土屋 誠司(理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス香知館

昨今,第三次人工知能ブームと世間で騒がれ大きな注目を集めている.今回のブームはこれまでのものとは異なり,広くごく一般的に使用される,将来的にはなくてならない技術として確立されようとしているのが現状である.
 そこで,本研究センターでは,現在のある機能に特化した技術としてではなく,総合的に様々なメディアを横断的に駆使できるいわゆる知能ロボットの頭脳のような人工知能を想定し,人間と共存できる,人間のパートナーとして活躍できるという視点から新時代の常識を持った人工知能の実現を目指す.


言語生態科学研究センター(中核的研究拠点)

言語生態科学研究センター(オリジナルサイト)

センター長:沈 力(文化情報学部教授)
拠点:京田辺キャンパス夢告館

本研究センターは,言語学・地理学・文化学・文学・データサイエンスを含む文理融合の学際的アプローチにより,言語そのものの内在的特性だけでなく,言語とそれが使用される社会的・文化的・地理的環境との複雑な相互作用から生じる変異や変化などの言語生態を解明することを目指す。研究においてはフィールドワークや実験から得られる一次データを重視するとともに,研究成果を通して社会および教育への貢献を行う。


働き方と科学技術研究センター(中核的研究拠点)

センター長:藤本 昌代(社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

本センターは以下の4つの研究分野に注力するものである。1つめは個人の働き方、労働にまつわる事象を取り上げること、2つめは働き方にかかわる社会制度、組織の社会的責任について検討すること、3つめは働く場における科学技術の影響について検討すること、4つめは科学技術を生み出す場で働く人々の考え方、行動について検討すること。そして、これらの研究を通して国際研究交流を進めていく。


スポーツマネジメント研究センター(学際的研究拠点)

センター長:横山 勝彦(スポーツ健康科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス磐上館

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催決定後、スポーツへの民間投資が活性化し、新たなビジネスモデルが数多く登場し始めている。本研究センターは、スポーツマネジメントの観点から産官学の結びつきにおける相互関係の強化につとめ、スポーツビジネスの知識体系の共有と新たなビジネスモデルのあり方を検討することを目的とする。


STEM人材研究センター(中核的研究拠点)

STEM人材研究センター(オリジナルサイト)

センター長:中田 喜文(政策学部教授)
拠点:烏丸キャンパス 志高館

STEMとは、Science, Technology, Engineering and Mathematicsを表す。大学教育に対する政府予算が縮小され続ける今日、日本におけるSTEM人材の現状と課題を明らかにし、0政府においてはエビデンスに基づく施策の策定と実施、民間企業においても仮説検証に裏付けられたSTEM人材の最大限の能力発揮と、さらなる能力開発の効率化を実現できるマネジメントの同定が求められる。そしてひろく人々のなかで、STEM教育の大切さ、そしてそれらの教育の深化と展開が未来の社会と人々にもたらす価値についての認識を広げ、深める必要がある。STEM人材研究センターの目指す貢献は、以上の3点である。


自己組織化科学研究センター(中核的研究拠点)

センター長:剣持 貴弘(生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本センターは、「生命現象」、「プラズマ」、「宇宙」、「固体や液体の界面」など、様々な分野で観測される「自己組織化」現象について国際共同研究を行い,新学術領域「生命起源に至る自己組織化」を創成することを目的とする。


ヒューマン・ディグニティ研究センター(学際的研究拠点)

センター長:内藤 正典(グローバル・スタディーズ研究科教授)
拠点:烏丸キャンパス志高館

本センターでは、現代世界において、既存の領域主権国家秩序の崩壊が進行したことにより人の国際移動が常態化するなかで喫緊の課題である多文化共生を「人間の尊厳」の視点から実践的に考究していく。


行動神経科学研究センター(中核的研究拠点)

センター長:髙橋 晋(脳科学研究科教授)
拠点:京田辺キャンパス訪知館

本研究センターは、脳科学、生命科学、動物行動学、実験心理学の協力のもと、行動と脳の関係に焦点を絞り、生得的行動から学習行動に至る多様な行動を担う神経メカニズムの解明をめざす。


メカノバイオロジー研究センター(学際的研究拠点)

センター長:西川 喜代孝(生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本研究センターでは、細胞の物理的特性と細胞老化を連関する分子群を同定することにより、新たな視点から細胞老化の制御機構を解明することを目的とする。


デジタル法制研究センター(中核的研究拠点)

デジタル法制研究センター(オリジナルサイト)

センター長:川和 功子(法学部教授)
拠点:今出川キャンパス光塩館

本センターは、EU 及び EU 加盟国(ドイツ・フランス)、イギリス、アメリカの法制度におけるデジタル社会における消費者法制に焦点を当てて研究を行う。


古典教材開発研究センター (学際的研究拠点)

センター長:藤井 俊博 (文学部教授)
拠点:今出川キャンパス徳照館

古典教材開発研究センターは、日本の古典文学を未来や世界へと繋げることができる人物を育成するために設立された。そのため、日本古典文学・書誌学・日本語学の専門家および国語科教員からなるセンター員が、古典籍やくずし字を使った、新しい日本古典文学の教材を開発している。


文化財保護研究センター (学際的研究拠点)

センター長:水ノ江 和同 (文学部教授)
拠点:今出川キャンパス徳照館

本センターは、本学の多種多様な指定文化財を題材に、従来にない視点からその本質的かつ多様な在り方について調査・研究を行い、「文化財の保存と活用」に関する新たな理念と実践方法の構築を目指す。


インクルーシブ防災(i-BOSAI)研究センター (中核的研究拠点)

センター長:立木 茂雄 (社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

本センターは、災害時のケアプラン作成に関与する取り組み(i-BOSAIモデル)の全国展開のため、福祉専門職とインクルージョン・マネージャーの人材育成に向けたカリキュラム・教材、研修課程の開発、アセスメントツールなどの基盤技術の開発による社会実装をめざす。


宮廷文化研究センター(学際的研究拠点)

宮廷文化研究センター(オリジナルサイト)

センター長:岩坪 健 (文学部教授)
拠点:今出川キャンパス徳照館

本研究センターでは、京都における天皇と公家衆の文化活動に焦点を当て、宮廷文化研究の発展に寄与することを目的とする。


法と社会政策研究センター (中核的研究拠点)

センター長:木下 麻奈子 (法学部教授)
拠点:今出川キャンパス光塩館

本研究センターは、法社会学及び法心理学の諸問題について、実証的かつ学際的な研究を行い、法政策の立案に寄与することを目的とする。


ソーシャルマーケティング研究センター (中核的研究拠点)

ソーシャルマーケティング研究センター(オリジナルサイト)

センター長:瓜生原 葉子(商学部准教授)
拠点:今出川キャンパス至誠館

本研究センターは、社会に良い(social good)行動を増やすアプローチ方法を学際的・重層的・創造的に研究し、その知見を社会に実装することで、学術研究の進展と社会課題の解決・SDGsの達成に寄与することを目的とする。


若者と社会研究センター(中核的研究拠点)

センター長:尾嶋 史章 (社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

本研究センターは、若者研究における量的調査と質的調査の融合を図るミックスド・メソッドに基づく研究を展開し、その成果をもとに広く他の研究グループとのネットワークを構築することを目的としている。こうした活動を通して、若者の生活構造・生活意識に対して包括的にアプローチする中核的な研究拠点の形成を目指す。


AI×ヒューマニティ研究センター(学際的研究拠点)

センター長:廣安 知之 (生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本研究センターは、さまざまなヒトの情報を処理し、ヒトの状態把握に関連する研究を行う。そのために、AI、データサイエンスおよび情報処理に関連した要素技術の開発および応用を検討している。研究結果がヒトと社会のwell-beingにつながることを目指す。


地域紛争研究センター(中核的研究拠点)

地域紛争研究センター(オリジナルサイト)

センター長:月村 太郎(政策学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

本センターでは、地域紛争の事例に関する研究調査と研究報告・意見交換を行い、各研究者における「比較」の軸の構築を促し、今後の地域研究の一助とすることを目的とする。


都市共生研究センター(中核的研究拠点)

センター長:森 千香子 (社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

同志社大学・都市共生研究センター(MICCS)は、現代社会が直面する「超多様化時代の共生の危機」を解消し、多様性が尊重される社会を「都市」というレベルで構想するために、ソーシャル・ミックス(social mix)をはじめとする理論や取り組みが欧米都市でどのように展開されてきたのかを分析し、得られた知見の実践への接続を検討することを目指す。


ジャーナリズム・メディア・アーカイブス研究センター(学際的研究拠点)

センター長:小黒 純 (社会学部教授)
拠点:新町キャンパス渓水館

本研究センターは、関西地方に所在する、未発表、未解明のジャーナリズム・メディアに関する原資料の収集や調査、アーカイブス化を図ろうとするものである。さらに、これらに基づく学際的な研究基盤と教育基盤の構築を目指している。


社会価値研究センター(学際的研究拠点)

社会価値研究センター(オリジナルサイト)

センター長:須貝 フィリップ (ビジネス研究科教授)
拠点:室町キャンパス寒梅館

本センターは、1. 自らの組織、2.株主、3.顧客、4.従業員、5.取引先など関連企業、6.地元地域社会、7.地球環境といったステークホルダーに対する価値の創造や破壊の影響を測定し、モニタリングし、評価する仕組みを研究・開発すること目的とする。


音響ナビゲーション研究センター(中核的研究拠点)

センター長:飛龍 志津子 (生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本センターは、生物の優れたナビゲーション能力の解明を目的として、知覚情報として特に音に着目した動物行動学、神経科学、生態学、また工学応用に至る幅広い学術研究を遂行する中核的研究拠点である。


ダイバーシティ研究センター(学際的研究拠点)

センター長:阪田 真己子 (文化情報学部教授)
拠点:京田辺キャンパス夢告館

本研究センターは、アカデミアにおけるダイバーシティ推進のための課題を探索し、研究環境整備や大学の戦略目標、実行計画への反映に必要な事例、知見に対する調査研究を実施する。文科省・科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」(調査分析)採択課題である「海外先進事例を通じた私立大学におけるダイバーシティ推進モデルのための調査研究」を中心に、ダイバーシティ推進に関わる国内外の先進事例を調査分析する。


細胞保護再生システム研究センター(学際的研究拠点)

センター長:市川 寛 (生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

臨床応用を最終的な目標として、細胞の保護・活性化や生体組織の再生に関する技術の実用化における多面的な課題をシステムとして研究し、本学の研究者に加えて、学外の研究者の参画と企業との共同研究を行う事により、細胞の保護・活性化や生体組織再生の実用化の開発現場で直面している課題を解決することを目的とする。


「間-帝国史」研究センター(中核的研究拠点)

「間-帝国史」研究センター(オリジナルサイト)

センター長:水谷 智 (グローバル地域文化学部教授)
拠点:烏丸キャンパス志高館

「間-帝国史」(trans-imperial history)とは、帝国・植民地主義史にかんする歴史学の新しい潮流である。本研究センター設置の目的は、当研究分野がいまだ萌芽期にある現段階において他に先駆けて拠点を設立することにより、同志社大学を日本における共同研究の中心にすることである。同時に、この拠点化をつうじて国際連携をはかり、今後グローバルに展開されると予想される間-帝国史研究の中核を担っていくことを目指す。


社会調査研究センター(中核的研究拠点)

センター長:鄭 躍軍 (文化情報学部教授)
拠点:京田辺キャンパス夢告館

社会調査研究センターは、国内外の研究機関と連携し、「データの科学」の旗印のもとに「社会調査の実践的統計データ収集・分析方法の研究」を行い、国家間の相互理解を通じて世界平和に貢献することを目的としている。


火災ガス中毒治療薬開発研究センター(中核的研究拠点)

センター長:北岸 宏亮 (理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス至心館

火災では、一酸化炭素などの火災ガス中毒により毎年多くの人命が犠牲となっている。現在、医療の現場において、火災ガス中毒に対する抜本的な治療薬は存在しない。当センターでは、同志社大学において開発された水溶性人工ヘモグロビン化合物「hemoCD」を用いて、現場で即ガス中毒を治療できる救急救命用治療薬の開発および社会実装をめざす。


病態解析研究センター(学際的研究拠点)

センター長: 祝迫 惠子(生命医科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス医心館

本研究センターは、悪性腫瘍、再生医療と臓器移植、自己免疫疾患、代謝性疾患の4つのコアから構成され、疾患の発症メカニズムの解明、制御法・治療法や予防法の開発などを目標として、基礎からその応用に至るまで幅広い研究を行います。


スポーツセンシング研究センター(学際的研究拠点)

スポーツセンシング研究センター(オリジナルサイト)

センター長: 竹田 正樹(スポーツ健康科学部教授)
拠点:京田辺キャンパス磐上館

本研究センターは本学教員,大学院生及び他機関所属の専門的研究者で構成し,主にセンサーテクノロジーを活用した各種スポーツのバイオメカニクス及び生理学的運動・動作解析を中心に研究するために設置する


サイエンスコミュニケーション研究センター(中核的研究拠点)

センター長: 桂井 麻里衣 (理工学部准教授)
拠点:京田辺キャンパス香知館

本研究センターでは、人文社会系研究者と情報系研究者が学際的チームを形成し、研究成果の発信とその広がりに関する分析を質的・量的の双方から進める。また、非専門家とのコミュニケーション促進に向けた情報基盤技術を構築する。


データサイエンス研究センター(中核的研究拠点)

データサイエンス研究センター(オリジナルサイト)

センター長: 大崎 美穂 (理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス恵喜館

データサイエンスは,数理モデル,機械学習,大規模ソフトウェアなどの理論と技術を開発活用し,多様なデータの分析を通して有益な洞察を導き出す学術的分野である.本研究センターは,データサイエンスの多分野における理論と技術の開発・活用・融合,および,社会への普及検討を目的とする.


スマート電磁システム研究センター(学際的研究拠点)

センター長: 井上 馨 (理工学部教授)
拠点:京田辺キャンパス有徳館

世界的なモビリティの電動化の流れや安定的なエネルギー供給の重要性が増しています。本研究センターでは,車両の電動化と太陽光の利用に関するキーポイントとなる基盤技術とその応用について研究を行います。