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BioJapan 2023に出展します - 10月11・12・13日開催 -

'23年8月30日 更新


本学より、BioJapan / healthTECH JAPAN 2023 (外部サイト)にて、ブース出展および口頭発表を行います。
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healthTECH JAPAN ロゴ


本学より、BioJapan / healthTECH JAPAN 2023 (外部サイト)にて、ブース出展および口頭発表を行います。

「超音波照射による抗酸化能誘導を介した老化関連疾患予防法の開発」
 市川 寛 (生命医科学部 教授)

認知症やサルコペニアなどの老化関連疾患は、過剰な酸化ストレスの暴露が原因である。とりわけ外的刺激により細胞内で二次的に産生される活性酸素(ROS)によりミトコンドリアが傷害をうけることが老化関連疾患の発症と関連している。すなわち、抗酸化能を高く維持することがミトコンドリアを過剰なROSから守ることになる。ところで、生体は適度なROSにさらされると、その適応反応として自らの抗酸化能が高まることがわかっている。今回我々は超音波(US)に着目し、US照射が生体の抗酸化能に及ぼす影響を検討したところ、著しい抗酸化能増強作用が確認された。同時に、US照射によるサルコペニアの予防効果や、線虫の寿命延長効果も確認できた。我々が使用しているUS照射の条件は、薬機法におけるUS出力基準値以下であることを考慮すると、US照射による抗酸化能誘導は、老化関連疾患の予防に速やかに応用できる技術と言える。

  • 展示ブース番号 : D-81
  • 口頭発表日時 : 10月11日(水) 13:50 ~ 14:20
  • 口頭発表会場 : healthTECH Stage


「共融混合物を利用した経皮デリバリーシステムおよびアミノ酸ゲルによる創傷治癒」
 田原 義朗 (理工学部 准教授)

皮膚から体内へ薬を吸収させる経皮デリバリーは安全かつ簡便であることから、魅力的な薬の投与ルートとして知られており、新しい方法論の創出が期待されている。本発表では我々の研究グループで研究を進めてきた共融混合物とアミノ酸ゲルについて紹介する。共融混合物は高いデザイン性を持つことから、水、有機溶剤に続く新しい溶媒として注目されている。本発表ではどのような成分を組み合わせて共融混合物をデザインすれば、薬の経皮吸収を向上させられるのかについて紹介する。アミノ酸ゲルについては皮膚上での創傷治癒の研究を行なっており、有効なアミノ酸や濃度について紹介する。今後はこれらの技術をより付加価値の高い薬に適用することが望まれ、その基礎理論として本研究の成果を活用いただければ幸いである。

  • 展示ブース番号 : D-81
  • 口頭発表日時 : 10月13日(金) 13:15 ~ 13:45
  • 口頭発表会場 : Presentation Stage A


「超音波せん断波エラストグラフィ機能を用いた効果的なストレッチ姿勢とストレッチ法の最適化」
 簗瀬 康 (スポーツ健康科学部 助教)

現在、医療現場において、超音波せん断波エラストグラフィ機能(以下、エラストグラフィ機能)が革新的な技術として注目を浴びている。エラストグラフィ機能は組織の硬さ(弾性率)を非侵襲的に測定できるため、特に癌診断においてその有用性が高く評価されている(癌組織は通常、周囲の正常組織よりも硬くなる傾向があり、この特性をエラストグラフィ機能が捉えることで、癌の早期発見・診断に役立っている)。我々はエラストグラフィ機能を用いて、ストレッチ中に生じる筋肉の伸長程度(筋肉が伸ばされるとつっぱり、硬くなる)を測定している。本講演では、実験により明らかになった効果的なストレッチ姿勢を紹介し、さらにストレッチ方法の最適化が、健康管理やリハビリテーションの分野でどのような影響をもたらすかについても議論する。我々の研究が、医療やウエルネスの現場における新たな展望を開く一助となることを願っている。

  • 展示ブース番号 : D-81
  • 口頭発表日時 : 10月13日(金) 11:30 ~ 12:00
  • 口頭発表会場 : healthTECH Stage

「超音波照射による抗酸化能誘導を介した老化関連疾患予防法の開発」
 市川 寛 (生命医科学部 教授)

認知症やサルコペニアなどの老化関連疾患は、過剰な酸化ストレスの暴露が原因である。とりわけ外的刺激により細胞内で二次的に産生される活性酸素(ROS)によりミトコンドリアが傷害をうけることが老化関連疾患の発症と関連している。すなわち、抗酸化能を高く維持することがミトコンドリアを過剰なROSから守ることになる。ところで、生体は適度なROSにさらされると、その適応反応として自らの抗酸化能が高まることがわかっている。今回我々は超音波(US)に着目し、US照射が生体の抗酸化能に及ぼす影響を検討したところ、著しい抗酸化能増強作用が確認された。同時に、US照射によるサルコペニアの予防効果や、線虫の寿命延長効果も確認できた。我々が使用しているUS照射の条件は、薬機法におけるUS出力基準値以下であることを考慮すると、US照射による抗酸化能誘導は、老化関連疾患の予防に速やかに応用できる技術と言える。

  • 展示ブース番号 : D-81
  • 口頭発表日時 : 10月11日(水) 13:50 ~ 14:20
  • 口頭発表会場 : healthTECH Stage


「共融混合物を利用した経皮デリバリーシステムおよびアミノ酸ゲルによる創傷治癒」
 田原 義朗 (理工学部 准教授)

皮膚から体内へ薬を吸収させる経皮デリバリーは安全かつ簡便であることから、魅力的な薬の投与ルートとして知られており、新しい方法論の創出が期待されている。本発表では我々の研究グループで研究を進めてきた共融混合物とアミノ酸ゲルについて紹介する。共融混合物は高いデザイン性を持つことから、水、有機溶剤に続く新しい溶媒として注目されている。本発表ではどのような成分を組み合わせて共融混合物をデザインすれば、薬の経皮吸収を向上させられるのかについて紹介する。アミノ酸ゲルについては皮膚上での創傷治癒の研究を行なっており、有効なアミノ酸や濃度について紹介する。今後はこれらの技術をより付加価値の高い薬に適用することが望まれ、その基礎理論として本研究の成果を活用いただければ幸いである。

  • 展示ブース番号 : D-81
  • 口頭発表日時 : 10月13日(金) 13:15 ~ 13:45
  • 口頭発表会場 : Presentation Stage A


「超音波せん断波エラストグラフィ機能を用いた効果的なストレッチ姿勢とストレッチ法の最適化」
 簗瀬 康 (スポーツ健康科学部 助教)

現在、医療現場において、超音波せん断波エラストグラフィ機能(以下、エラストグラフィ機能)が革新的な技術として注目を浴びている。エラストグラフィ機能は組織の硬さ(弾性率)を非侵襲的に測定できるため、特に癌診断においてその有用性が高く評価されている(癌組織は通常、周囲の正常組織よりも硬くなる傾向があり、この特性をエラストグラフィ機能が捉えることで、癌の早期発見・診断に役立っている)。我々はエラストグラフィ機能を用いて、ストレッチ中に生じる筋肉の伸長程度(筋肉が伸ばされるとつっぱり、硬くなる)を測定している。本講演では、実験により明らかになった効果的なストレッチ姿勢を紹介し、さらにストレッチ方法の最適化が、健康管理やリハビリテーションの分野でどのような影響をもたらすかについても議論する。我々の研究が、医療やウエルネスの現場における新たな展望を開く一助となることを願っている。

  • 展示ブース番号 : D-81
  • 口頭発表日時 : 10月13日(金) 11:30 ~ 12:00
  • 口頭発表会場 : healthTECH Stage
開催日
2023年10月11日(水)~10月13日(金)
10:00~17:00
開催場所
学外
パシフィコ横浜 展示ホール(横浜市西区みなとみらい)
交通アクセス(外部サイト)
費用
  • 無料
参加申込
  • 要申込
来場事前登録(BioJapanサイト)
お問い合わせ先
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺)
TEL:0774-65-6223
FAX:0774-65-6773
E-mail:jt-liais@mail.doshisha.ac.jp
備考
【主催】
  • BioJapan 2023
BioJapan 組織委員会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン
  • 再生医療JAPAN 2023
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム、一般財団法人バイオインダストリー協会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン
  • health TECH JAPAN 2023
一般財団法人バイオインダストリー協会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン