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COVID-19 Research Project シンポジウム

第5回 オンラインシンポジウム 「With コロナ社会のコミュニケーションを考える」

シンポジウムちらし画像
  • 日時:2021年11月22日(月) 15:30~17:50
  • 開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
  • プログラム
    アフターコロナ時代における価値観変化とデジタル・コミュニケーション
    ―QRコード決裁アプリの利用行動を対象に―
     商学部 教授 髙橋 広行
    コンピュータ・ロボット支援言語学習のオンライン環境における効果測定
     理工学部 教授 加藤 恒夫
    ビデオコミュニケーションにおける身体の考察
     理工学部 教授 大久保 雅史
    「自分と他者の顔の認識」が非対面コミュニケーションに及ぼす影響
     心理学部 准教授 藤村 友美

第5回オンラインシンポジウム「With コロナ社会のコミュニケーションを考える」ちらし[PDF 702KB]

開催報告
シンポジウムZoom画像

同志社大学は、2021年11月22日(月)に、ALL Doshisha Research Model 'COVID-19 Research Project' 第5回オンラインシンポジウム「Withコロナ社会のコミュニケーションを考える」を開催いたしました。
シンポジウムは、2020年7月に 'COVID-19 Research Project' として立ち上げた77の新型コロナウイルス感染症に関する緊急研究課題の中から成果報告を行うもので、第1回からシリーズで開催してまいりました。
第5回シンポジウムでは、本プロジェクトの中からコミュニケーションに関するテーマをとりあげ、研究成果を報告しました。コロナ禍の生活において、大きな変化のひとつとなったコミュニケーションのあり方について、オンライン・ツールや技術の発展と普及状況などをふまえ、情報学、心理学、マーケティングの分野から研究内容を紹介しました。
商学部 髙橋広行教授は、QRコード決済アプリの利用行動から価値観の変化について、理工学部 加藤恒夫教授はコンピュータロボット支援による言語学習のオンラインでの効果測定について、また理工学部 大久保雅史教授と心理学部の藤村友美准教授は ビデオコミュニケーションにおける身体、顔認識の問題をそれぞれ技術の面と心理学のアプローチから考察しました。
Withコロナの社会においては、教育やビジネスの現場だけでなく、社会インフラや日常の消費行動においても浸透してきたオンライン・非接触型コミュニケーションについてさまざまな視点から考える機会となりました。

5回にわたって公開してまいりましたCOVI-19 Research Projectのシンポジウムは今回で最終回となります。第1回はダイバーシティ、第2回は健康・医療、第3回は社会と行動、第4回は国際課題をとりあげ、Withコロナ社会でのそれぞれの対応を検討してまいりました。今後のあらたな成果についても随時発信してまいります。

シンポジウム動画
シンポジウムスライド画像

以下のリンクをクリックするとシンポジウムの動画をご覧いただけます。
(YouTube再生)
COVID-19 Research Project 第5回オンラインシンポジウム「With コロナ社会のコミュニケーションを考える」


第4回 オンラインシンポジウム 「With コロナ社会の国際課題を考える」

第4回シンポジウムちらし画像
  • 日時:2021年10月26日(火) 14:30~16:30
  • 開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
  • プログラム
    火葬か土葬か―コロナ時代における疫学的公共善と宗教的自由の両立
     グローバル・スタディーズ研究科 教授 中西 久枝
    イスラーム世界における新型コロナ感染症に対するレジリエンス
     グローバル・スタディーズ研究科 教授 内藤 正典
    地域協力機関のCOVID-19の対策とポスト・コロナにおける国際協力のあり方について
     グローバル地域文化学部 准教授 アイスン ウヤル
    コロナウイルス流行により生じる世界のアジア人・アジア系に対するヘイトに関する研究
     グローバル地域文化学部 教授 和泉 真澄

第4回オンラインシンポジウム「With コロナ社会の国際課題を考える」ちらし[PDF 605KB]

開催報告
シンポジウムZoom画像

同志社大学は、2021年10月26日(火)に、ALL Doshisha Research Model ‘COVID-19 Research Project’ 第4回オンラインシンポジウム「Withコロナ社会の国際課題を考える」を開催いたしました。
シンポジウムは、2020年7月に ‘COVID-19 Research Project’ として立ち上げた77の新型コロナウイルス感染症に関する緊急研究課題の中から成果報告を行うものです。
第4回シンポジウムでは、本プロジェクトの中からグローバル・イシューのテーマをとりあげ、研究成果を報告しました。
グローバル・スタディーズ研究科 中西久枝教授、内藤正典教授がイスラーム世界での火葬‐土葬の問題からみた疫学的公共善と宗教的自由の両立の課題、分断やレジリエンスの課題について、グローバル地域文化学部のアイスン ウヤル准教授が国際協力の在り方、和泉真澄教授がアジア人やアジア系に対するヘイトの課題の研究成果を報告しました。
新型コロナ感染症の影響により世界でおこっている問題については、視聴者の方からも多くの質問が寄せられ、関心の深さがうかがえました。これらの課題は新型コロナ感染症の影響を今後も継続して調査していくもので、新たな考察についても発信していく機会を設けたいと考えております。

シンポジウムQ&A

シンポジウムではたくさんのご質問をいただきました。すべてにお答えすることができませんでしたので、以下にて回答させていただきます。
講演の詳細、シンポジウムの中で回答された他のご質問については、下に公開する動画をご覧ください。

第4回オンラインシンポジウム「With コロナ社会の国際課題を考える」Q&A[PDF 362KB]
※質問No.14~25への回答を追加しました。

シンポジウム動画
シンポジウムスライドイメージ

以下のリンクをクリックするとシンポジウムの動画をご覧いただけます。
(YouTube再生)
COVID-19 Research Project 第4回オンラインシンポジウム「With コロナ社会の国際課題を考える」


第3回 オンラインシンポジウム 「With コロナ時代の社会と行動を考える」

第3回シンポジウムちらし画像
  • 日時:2021年10月15日(金) 13:00~15:30
  • 開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
  • プログラム
    新型コロナ対策の有効性認知に潜む陥穽
     心理学部 教授 中谷内 一也
    新型コロナ対応行動への変容
     商学部 准教授 瓜生原 葉子
    自治体の情報発信と予防行動
     政策学部 教授 野田 遊
    新型コロナ対応策とその影響の日独比較
     文化情報学部 教授 鄭 躍軍
    ディスカッション 「With コロナ時代の社会と行動」

第3回オンラインシンポジウム「With コロナ時代の社会と行動を考える」ちらし[PDF 4.5MB]

開催報告
第3回シンポジウム画像

同志社大学は、2021年10月15日(金)に、ALL Doshisha Research Model ‘COVID-19 Research Project’ 第3回オンラインシンポジウム「Withコロナ時代の社会と行動を考える」を開催いたしました。
シンポジウムは、2020年7月に ‘COVID-19 Research Project’ として立ち上げた77の新型コロナウイルス感染症に関する緊急研究課題の中から成果報告を行うものです。
第3回シンポジウムでは、本プロジェクトの中から「社会と行動」に関する研究成果を報告しました。
心理学部 中谷内 一也 教授が新型コロナ対策の有効性認知について、商学部 瓜生原 葉子 准教授がワクチン接種などの新型コロナ対応への行動変容について、政策学部 野田 遊 教授が自治体の情報発信についての研究成果を報告しました。また、文化情報学部 鄭 躍軍 教授はドイツ・テュービンゲン大学との共同研究により、日独の対応策と影響の比較調査の中間報告を行いました。
感染拡大がはじまった当初の各国のロックダウンや外出禁止の厳しい政策、日本においての緊急事態宣言やまん延等重点措置の発令やその解除に対する人々の行動等、Withコロナ時代において、社会の一員としての「行動」を考える機会となりました。

シンポジウムQ&A

シンポジウムではたくさんのご質問をいただきました。すべてにお答えすることができませんでしたので、以下にて回答させていただきます。
講演の詳細、シンポジウムの中で回答された他のご質問については、下に公開している動画をご覧ください。

Q.「情報管理」社会の実現が結果的に公共の福祉志向をもたらすという判断もありうるのか。台湾の感染症対策への高評価などはその兆候なのか。ただ,日本のマスコミの情報の提示方法などに工夫がなさすぎるとも思われ,なにか工夫はないものか。
A.不確実な状況に確実性を持ち込むために、情報により社会を管理することで、地域の信頼性向上を通じて公共の福祉志向が高まる効果があると思います。おっしゃるとおり、台湾でのパンデミック対策への評価はそうした事例に該当すると思います。もっとも、社会の統制や扇動につながるような過度な情報管理に留意が必要であるのは、健全な民主主義社会では当然のことです。ただ、現状の日本ではプライバシーや私権重視の程度が強すぎる結果、行動や営業に対する必要な規制が十分にとられないため、もう少々情報管理を徹底できるように取り組むべきであると思います。ご指摘のとおり地上波のマスコミの情報発信は民意からかなりずれるようになっていると思われます。(野田)

シンポジウム動画
シンポジウム画像

以下のリンクをクリックするとシンポジウムの動画をご覧いただけます。
(YouTube再生)
COVID-19 Research Project 第3回オンラインシンポジウム「With コロナ時代の社会と行動を考える」


第2回 オンラインシンポジウム 「With コロナ社会の健康・医療を考える」

第2回シンポジウムちらし画像
  • 日時:2021年8月31日(火) 13:00~15:30
  • 開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
  • プログラム
    子どもと親のメンタルヘルスに対する学校閉鎖の影響
     研究開発推進機構 特別任用助教 岸田 広平
    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)スパイクタンパクの受容体結合部位を標的とした新規COVID-19治療薬の開発
     生命医科学部 助教 高橋 美帆
    新型コロナウイルス受容体の発現を抑制する物質の探索
     生命医科学部 助教 三田 雄一郎
    偽陰性判定の低減と利便性の高さを特長とした小型PCRデバイス創製のための基盤研究
     理工学部 教授 橋本 雅彦
    共非線形性分析手法による新型コロナウイルスの影響要因分析
     理工学部 教授 大崎 美穂

第2回オンラインシンポジウム「With コロナ社会の健康・医療を考える」ちらし[PDF 1.1MB]

開催報告
シンポジウム画像

同志社大学は、2021年8月31日(火)に、ALL Doshisha Research Model ‘COVID-19 Research Project’ 第2回オンラインシンポジウム「Withコロナ社会の健康・医療を考える」を開催いたしました。
シンポジウムは、2020年7月に ‘COVID-19 Research Project’ として立ち上げた77の新型コロナウイルス感染症に関する緊急研究課題の中から成果報告を行うものです。
第2回シンポジウムでは、健康・医療に関連して、心理学、ライフサイエンス、理工学の分野から5つの課題の研究成果を報告しました。
心理学の分野からは、研究開発推進機構 岸田 広平 助教が、学校閉鎖や分散登校などの状況による子どもや親のメンタルヘルスに与えた影響についての研究結果を報告しました。ライフサイエンスの分野では、生命医科学部の髙橋 美帆 助教、三田 雄一郎 助教が、新規COVID‐19の治療薬、治療法につながる研究内容を紹介しました。ウイルスの構造や、どのように体にとりこまれていくのかといった基礎的な点や最前線の研究動向についても解説があり、新型コロナウイルスに関しての理解を深めることができました。理工学の分野では、理工学部の橋本 雅彦 教授が、小型PCRデバイスの開発の研究、大崎 美穂 教授が機械学習に基づく汎用性の高い影響要因分析の手法について報告し、Withコロナ社会における健康・医療について、さまざまな研究領域からの多角的なアプローチによる研究を発信することができました。

シンポジウム動画
シンポジウムの様子

以下のリンクをクリックするとシンポジウムの動画をご覧いただけます。
(YouTube再生)
COVID-19 Research Project 第2回オンラインシンポジウム「With コロナ社会の健康・医療を考える」
※一部、内容を編集しています。


第1回 オンラインシンポジウム 「With コロナ社会のダイバーシティを考える」

第1回シンポジウムちらし画像
  • 日時:2021年7月28日(水) 13:00~15:30
  • 開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
  • プログラム:
    <第1部> COVID-19Research Project 研究成果
    Doshisha COVID-19 Research Projectと今後の成果発信
     研究開発推進機構長 塚越一彦
    小学校・保育園の臨時休業等が働く親に及ぼした経済的心理的影響
     政策学部 教授 川口 章
    ポストコロナの「市民」をどう考えるか ―パブリックマインドの育成に関する実践研究
     研究開発推進機構 助手 村上紗央里
    ポストコロナ社会で「誰一人取り残さない」ためのアクセシビリティを考える
     文化情報学部 教授 阪田真己子
    <第2部> With コロナ社会のダイバーシティを考える(ディスカッション)
     With コロナ社会のキャンパスライフとダイバーシティ

第1回オンラインシンポジウム「With コロナ社会のダイバーシティを考える」ちらし[PDF 779KB]

開催報告
第1回シンポジウムの様子

同志社大学は、2021年7月28日(水)に、ALL Doshisha Research Model ‘COVID-19 Research Project’ 第1回オンラインシンポジウム「Withコロナ社会のダイバーシティを考える」を開催いたしました。
シンポジウムは、2020年7月に ‘COVID-19 Research Project’ として立ち上げた77の新型コロナウイルス感染症に関する緊急研究課題の中から成果報告を行うものです。
第1回のシンポジウムは、2021年度、同志社大学が重点的に取り組むテーマの1つである「ダイバーシティ推進」に関連し、働き方や障がい者教育における課題や、パブリックマインドの育成に関する研究成果を報告しました。
第1部ではまず、政策学部 川口 章 教授から、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう突然の育児時間の増加が、子をもつ共稼ぎ夫婦の役割分担にどのような影響を及ぼしたか?といった、労働時間や家事分担に関する調査研究について報告しました。家事分担やストレスの増減の男女差などが明らかになりました。
続いて、研究開発推進機構 村上 紗央里 助手より、差別や偏見がなぜ起きるのか、無意識や無自覚が分断を生むのでないかという観点から、「パブリックマインド」を育むための、多様な人々へのインタビューに基づく調査結果を報告しました。
最後に文化情報学部の阪田 真己子 教授より、オンライン授業に切り替わったことで生じた精神・発達障がいや留学生、学生の通信環境、年齢、情報スキルなど様々な特性に起因するアクセシビリティの課題を検討し、ハイブリッド型授業等、授業実践の展開を報告しました。
第2部では、「Withコロナ社会のキャンパスライフにおけるダイバーシティ」をテーマに、それぞれの研究結果からの気づきと、自由主義を尊重した行動の中で人権意識をもつこと、同志社大学が新島襄の「人一人ハ大切ナリ」を理念に、教育機関である大学として果たすべき役割を理解し、Withコロナのあたらしい社会を考えていくことの重要性などについて議論を行いました。

シンポジウム動画
シンポジウムの様子

以下のリンクをクリックするとシンポジウムの動画をご覧いただけます。
(YouTube再生)
COVID-19 Research Project 第1回オンラインシンポジウム「With コロナ社会のダイバーシティを考える」